今回は人事の仕事や内容、転職するときのポイントなどをまとめました。
人事の年収
人事の仕事の年収は、20代後半から30代前半の社員は350〜450万円で、30代後半で役職についている場合は450〜550万円の年収になります。平均ですと478万円〜になります。
人事の仕事で役立つ資格
人事の仕事で年収をアップさせるには資格手当で上げることです。おすすめなのはメンタルヘルスマネジメント、キャリアコンサルタントなどの資格です。資格をとっておくことで対応できる業務の幅も広くなります。また、自分自身のキャリアにもつながるのです。
人事の仕事
人事採用
人事の採用は、新卒採用、中途採用、アルバイト、パートなどすべての採用について担当します。会社の採用についての全般を担っている仕事になります。新卒採用のときは学校訪問や内定者フォローも人事の仕事です。人材の募集から採用から入社までを担当します。
労務
社員の遅刻や早退、欠勤の勤怠管理を行います。勤怠データに基づいた給与の計算、健康保険、厚生年金、雇用保険の加入など退出の手続きの仕事もします。
教育や研修
新入社員の研修、専門スキル研修、年次研修、マネジメント研修などの企画・実施など。
人事制度設計、運用、評価
給与、評価など社員の働き方の制度の企画や設計、導入、運用なども業務になります。主に現状分析、基本思想、詳細設計、導入開始のフェーズに分かれていて、等級制度、評価制度、報酬制度の詳細を設計します。制度により社員の異動や転勤、昇進などの配置転換を実施・管理し、さまざまな人たちと関わり仕事をします。
人事への転職に向く人
人と関わることが好きな人
人事の仕事は全社員と関わりを持ちます。新卒の採用活動の場合は学生と関わることもあります。会社の印象がよくなるようなコミュニケーションの取り方や振舞い方が人事には求められます。
調整能力のある人
人事の仕事は、人と接する機会が多いため、スケジュールの調整もしていかないとなりません。採用業務や、人事制度設計などでは募集要件や意見のすり合わせが必要になります。調整をするときは自分の意見も主張できないといけなくなります。
仕事をミスなくできる人
仕事の中の労務は特に社員の給与に関係している大変大事な仕事です。社員の給与、社会保険などの細かい仕事になるためミスをすることは許されないのです。正確に仕事をこなすことができる人には向いています。
制度・法律の理解
法律が変わったときなど、その新しい法律に合わせ、会社も制度を変える必要があります。すべて把握し、運用させなくてはならないのです。自らの勉強を求められ、制度を理解し、法律の勉強に興味のある人などに向いています。
おしゃべりじゃない人
人事の仕事は社員の給与の情報、経営の情報など機密性が高い情報を取り扱います。そのため、守秘義務が守られる人に向いています。
目標達成意欲を持つ人
採用に関した仕事は、期日までに決められた人数を採用していかないとならないので、営業職などと同様で目標達成意欲がある人が人事には向きます。
大手企業の人事にも転職できる?
大手企業でも人事の中途採用をしているので転職することはできます。中途採用で入社する人も多くいるのです。しかし、大手企業の人事に転職するのは楽ではありません。転職の難易度は高く、30代後半より上になるともっと転職は難しくなります。
人事の経験もないとなりませんし、キャリアが重要になります。面接でもいろいろ質問されることが多いのでキャリアプランを明確にしておくようにします。転職するなら年齢の若いうちに考えたほうがよいでしょう。
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