「後悔しないかな」「失敗したらどうしよう」といった不安が付きものの転職ですが、せっかくなら「転職してよかった」と思えるような転職を実現させたいですよね。
今回は「転職あるある」を紹介しつつ、転職活動を成功させるためのヒントをまとめましたので、ぜひご覧ください。
7つの転職あるある
1. 内定時と条件が違っていた
応募前、面接時などに聞いていた内定条件と実際の就業条件が異なっていたというケースです。
2. 想像していた仕事と違った
実際働いてみると、想像していた仕事内容とは大きくかけ離れていたというケースです。
3. 転職先の人間関係に問題があった
仕事面や待遇面は問題ないが、人間関係に問題があり、転職に失敗したと感じているケースです。
4. 転職先の仕事を続けるべきか迷っている
転職先でやりがいを見いだせなかったり、周りとの働き方にギャップを感じたりして、仕事を続けていくべきか迷ってしまったケースです。
5. 前職の方が今よりやりがいがあった
前職が嫌で転職したが、転職先でも不満を感じ「以前の職場の方が良かった」と後悔するケースです。
6. 面接時に自分の希望を伝えきれなかった
受かりたい一心で自分の希望を面接時にうまく言えず、転職後の仕事に不満が生じるケースです。
7. 転職先が決まる前に退職してしまった
次が決まっていないのに辞めてしまい、転職活動がうまく進まず金銭面で苦しくなるケースです。
転職に失敗しないための5つの策
就業条件をしっかり確認する
「思っていた仕事と違っていた」「条件が内定時と違う」と感じるのは、事前にしっかりチェックしていなかったり、内定後に再確認していなかったからです。
内定通知書などを確認し、最優先すべき条件については口頭で人事担当者に確認を取りましょう。
社風や人間関係を口コミサイトなどでチェックする
転職先の社風や人間関係で失敗しないため、口コミサイトで社内の実態をチェックしておきましょう。
実際に勤務している（またはしていた）社員からの企業評価が見られるのでオススメです。
最優先すべき条件は必ず妥協しない
最優先の条件を満たしていなくても別の面で好条件な案件に出会ったり、長期化してとりあえず決まったところに入社を決めてしまうことがあります。
どんなに他の条件が良くても、後悔しないためには最優先の条件が合わなければ見送り、最優先の条件が満たされた転職先を探しましょう。
本当に転職すべきなのかを考える
「隣の芝生は青く見える」という言葉の通り、現在の就業先以外の職場は輝いて見えますが、どこをとっても文句のつけようがない職場なんてほぼありません。
また、厚生労働省の調査によると転職によって年収が増えた人は全体の40％程度で、半数以上が「変わらない・収入が減った」状況にあります。
それらを考慮した上で、本当に転職すべきなのかを考えましょう。
転職先が決まる前に退職しない
金銭的余裕がなくなると生活が苦しくなり、精神的にも追いつめられた結果「どこでもいいから就職先を早く決めないと！」という焦りが生じ、転職に失敗する危険性が高まります。
転職を成功させるためにも、できるだけ転職先を見つけてから退職することをおすすめします。
まとめ
最後にもうひとつの「転職あるある」を。
転職してすぐ「また転職したい」と思う
「なぜ転職したいのか」「転職してどうなりたいのか」という目的もなく「転職できれば大丈夫！」と現実逃避する人が多いのですが、それは問題の解決を「転職後の自分」に先送りしただけ。
実際には転職活動をするうちに焦り、いつしか「どこでもいいから内定をもらえれば解決だ！」と思い、入社後に「やっぱりイメージと違った」と後悔するのがオチです。
内定だけでなく、入社後に理想のキャリアを手に入れることでやっと「転職が成功した」と言えますので、まずは目的を見失わないことが大切です。
長期的な目線で今後を考え、計画的にライフプランを再構築してはいかがでしょうか。
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