こんにちは!ゆうひです!
あなたは転職の面接時に聞いてはいけないことを知っていますか?
ここまで聞いていいのだろうか・・・
採用担当者も転職を考えている方も面接をする中で感じたことがあるかもしれません。
実は厚生労働省が採用選考時に配慮すべき事項として定めており、あなたの面接・採用が違反している可能性があります!
今回は面接で聞いてはいけないことをご紹介します!
この記事を読めば
<面接官>
・採用選考の際に聞いてはいけないことを把握できる
・面接時にトラブルになってしまうことを回避できる
①本人に責任のない事項
1.「本籍・出生地」に関すること
本籍や生まれた場所などで選考することはNGです。
あなたは〇〇県に住んでいるから不採用
というのは理不尽ですよね。
本籍を質問することは同和関係者や在日系の方達を排除してしまう可能性があります。
採用担当者としても上記のようなことで選考しないとしても本籍や出生地は求職者では変えられない事項なので聞くのはやめましょう。
例:生まれた場所はどちらですか?
生まれてからずっと現住所にいましたか?
2.「家族」に関すること
(職業・続柄・健康・地位・学歴・収入・資産など)
求職者の家族構成や両親の出身校などを聞くことはNGです。
本籍や出生地と同じように家族のことなどは自分で変えられない事項です。
兄弟は何人いますか?
などは聞かれそうですよね!
実はこれもNGなんです・・・
例:兄弟は何人いますか?
ご両親の出身大学はどこですか?
3.「住宅状況」に関すること
(間取り・部屋数・住宅の種類・近隣の施設)
あまり聞くことはないと思いますが、住宅情報を聞くことはNGです。
例:ご両親と一緒に住まれていますか?
マンションと戸建どちらにお住まいですか?
自宅付近の略図を書いてください
4.「生活環境・家庭環境」などに関すること
ご自身の家庭環境や生活状況を聞くことはNGです。
例えば、母子または父子家庭で子どもを育てていることなどは質問されても答えなくて良い事項です。
本人の努力によって解決できない問題ですからね。
例:シングルファザー(マザー)ですか?
父親が義父となっていますが詳しく話してください。
②本来自由であるべき事項
5.「宗教」に関すること
自分が信仰していることに関してもNGです。
思想・信条、宗教などについて直接質問する以外で遠回しな質問をする会社もありますが、こちらも行わない方が良いでしょう。
例:信仰している宗教はありますか?
6.「支持政党」に関すること
宗教に重なる部分がありますが政党に関して聞くことはNGです。
政党を支持することは自由であるべき事項です。
例:支持されている政党はありますか?
7.「人生観・生活信条」などに関すること
人生で大事にしていることなどは選考に関係ありませんので聞くことはNGです。
例:あなたは今の社会をどう思いますか?
8.「尊敬する人物」に関すること
人生観と似ている部分で意外と聞きそうな質問ですが尊敬する人物を聞くことはNGです!
例:尊敬する人物を教えてください。
9.「思想」に関すること
求職者がどのような思想を持っているかは個人の自由になりますので聞くことはNGです。
あまり質問をしては聞くことはないと思いますが・・・
例:あなたは自分の人生についてどう思われますか?
10.「労働組合(加入状況や活動歴など)」「学生運動などの社会運動」に関すること
団体の加入状況などは個人の自由であるべき事項なためNGです。
例:プライベートで何か加入団体などはありますか?
11.「購買新聞。雑誌・愛読書」などに関すること
毎日読んでいる新聞や雑誌等での選考に関してもNGです。
例:あなたの家では何新聞を読んでいますか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
聞かれたことがあるまたは質問したことがあったでしょうか。
意外と「これも聞いてはいけないの!?」というのもあったかもしれません。
今回の11事項は採用選考時に配慮すべき事項です。
- 「本籍・出生地」に関すること
- 「家族」に関すること
- 「住宅状況」に関すること
- 「生活環境・家庭環境」などに関すること
- 「宗教」に関すること
- 「支持政党」に関すること
- 「人生観・生活信条」などに関すること
- 「尊敬する人物」に関すること
- 「思想」に関すること
- 「労働組合(加入状況や活動歴など)」「学生運動などの社会運動」に関すること
- 購買新聞。雑誌・愛読書」などに関すること
これらのことを知らず質問や答えてしまってトラブルにならないようにしましょう。
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